Infoseek 楽天

拳王、「裏切り者」ジェイク・リーへ怒りさく裂「N―1を捨ててG1に行ったスーパークソ野郎だ」…7・21後楽園全成績

スポーツ報知 2024年7月21日 14時37分

◆プロレスリング・ノア「STAR NAVIGATION 2024」(21日、後楽園ホール)観衆903

 プロレスリング・ノアは21日、後楽園ホールで「STAR NAVIGATION 2024」を開催した。

 セミファイナルのタッグマッチで「ALL REBELLION」の拳王が13日の日本武道館でGHCナショナル王座を奪取した佐々木憂流迦とタッグ結成。YOICHI改め稲村愛輝と武道館でケガから4か月ぶりに復帰した征矢学と対戦した。

 8月4日に横浜武道館で開幕する真夏の最強決定戦「N―1 VICTORY 2024」のBブロックにエントリーした4選手がぶつかった前哨戦。ゴング前に拳王は、憂流迦をいきなり場外へたたき落とす暴挙を敢行。さらにタッチにまったく応じず稲村と真っ向からの蹴り合い、エルボーの打ち合いを敢行しリング上は1対3の様相を呈した。

 それでも憂流迦が大人の対応で強引にタッチすると征矢を巧みな関節技で翻弄。終盤には拳王と合体ミドルキックを放つなど関係が修復したかに見えたが、互いの前蹴りが誤爆し最後は16分37秒、征矢の弾道に憂流迦が沈んだ。

 バックステージで拳王は「N―1 VICTORY!めちゃくちゃ熱くなると予感できた前哨戦だな。全員が全員、燃えに燃えてるぞ」と手応えを口にすると「マジで優勝してやるからな」と5年ぶり2度目の制覇を誓った。

 そして「N―1を捨ててG1に行ったクソ野郎どころじゃない、スーパークソ野郎だ」と武道館でノアを離脱し新日本プロレスの「G1クライマックス」へ初参加した“裏切り者”ジェイク・リーを切り捨てた。続けて「今年はG1を捨ててN―1を選んだチャンピオンがいるぞ」とGHC王者・清宮海斗をたたえ「どっちが正しいか!その答えは(優勝決定戦の)9月1日、エディオンアリーナ大阪でわかるぞ」と予告。さらに「俺はマジで怒っているんだ。オイ!N―1が日本のプロレス界リーグ戦で一番熱いリーグ戦に俺がしてやるからな。覚えておけ」と怒りをさく裂させた。

 ここで終わるかと思いきや場外戦で放送席にあった23日に発売の自身の著書「拳王のクソヤローどもオレについて来い!!」(ベースボール・マガジン社刊。税込1870円)で稲村を殴打したことにふれ「熱くなりすぎて、あさってから発売の本…大丈夫かなぁ…ぐちゃぐちゃに破けちゃったなぁ」とつぶやきながら思いっきり宣伝していた。

 ◆7・21後楽園全成績

 ▼6人タッグマッチ

○清宮海斗、ジャック・モリス、ドラゴン・ベイン(22分12秒、変型シャイニングウィザード→片エビ固め)潮崎豪、マサ北宮●、大岩陵平

 ▼タッグマッチ

稲村愛輝、○征矢学(16分37秒、弾道→片エビ固め)拳王、佐々木憂流迦●

 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合

王者組・近藤修司、○Eita(15分00秒、Imperial Uno→エビ固め)挑戦者組・アレハンドロ、クリストバル●

 ▼6人タッグマッチ

HAYATA、○YO―HEY、タダスケ(14分47秒、ドロップキック→片エビ固め)ダガ、小川良成、スペル・クレイジー●

 ▼6人タッグマッチ

丸藤正道、○イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、AMAKUSA(12分22秒、ワグナードライバー→片エビ固め)杉浦貴、大原はじめ●、アルファ・ウルフ

 ▼シングルマッチ

○宮脇純太(8分25秒、クロスフェースロックを切り返して→エビ固め)ニンジャ・マック●

 ▼藤村加偉復帰戦シングルマッチ

○大和田侑(8分38秒、Tボーンスープレックス→片エビ固め)藤村加偉●

この記事の関連ニュース