◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽4回戦 高石7―2佐野(21日・くら寿司スタジアム堺)
高石が佐野との公立対決を制し、ベスト8入りした98年以来の夏ベスト16入りを果たした。
前日(20日)に合同チームにサヨナラ勝ちして勢いづく高石。この日は、先攻で2回に3連打し2点先取。4回に1点を追加し、3―0とした。4、5回に1点ずつ失い、佐野に1点差に迫られたが、5回途中に先発・上田奏斗(3年)からバトンを引き継いだエースの山川由翔(3年)が踏ん張った。打線は6回に1点、8回に3点を追加して、佐野を突き放し、ベスト16へコマを進めた。
上田は「きょうもチームが勝てて良かった」と喜び、「私学に勝って、まずはベスト8にいきたい」と26年前の先輩に追い付け追い越せとばかり意気込んだ。高石は24日の5回戦で東大阪大柏原と対戦する。