◆ラグビー 「リポビタンＤ チャレンジカップ２００４」イタリア代表４２―１４日本代表（２１日、札幌ドーム）
世界ランキング１４位の日本代表は同８位のイタリア代表に１４―４２で敗れた。対イタリアとの通算成績は２勝８敗となった。
北の大地に１万７４１１人の観衆が集まった中、日本は立ち上がりからイタリアに攻め立てられ、前半３分に先制ＰＧを許すと、同８分、１３分と立て続けにトライを奪われた。
前半３０分に相手選手の一時退場で数的有利に立ったが、相手ゴール前に攻めても勝負所でたびたび反則を犯すなど得点につなげられなかった。すると、同３５分にカウンターからイタリアにトライを献上。２４点差を付けられた。
だが前半ロスタイムの４２分に自陣深くの密集戦で相手ボールを奪い、大きく展開し、ＣＴＢディラン・ライリー（埼玉）が日本の初トライを挙げ、前半を７―２４で終えた。
後半２分にも相手パスをインターセプトしたライリーが抜け出し、２本目のトライを決めた。日本はその後も相手ゴール前に迫ったものの、トライに結びつかず、逆にイタリアに２本のＰＧを献上し、じわじわと点差を広げられた。
ミスが目立ち、後半３２分にトライ、後半終了間際にも５本目のトライを許し、試合終了となった。
今年、再登板したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ（６４）の“第２次エディー政権”でのテストマッチ初勝利はまたもお預けとなった。
（時間は速報値）