◇報知新聞社後援 陸上 トワイライト・ゲームス（２１日、ＡＧＦフィールド）
男子８００メートルで今年の日本選手権を制した落合晃（こう、滋賀学園高３年）が１分４８秒２８で優勝。前半の４００メートルを５２秒台の３番手で通過すると、残り２５０メートルで先頭に浮上。後ろから迫ってくる大学生の追い上げを振り切り、１７歳にして国内トップの実力を見せつけた。タイムに関しては「日本記録（１分４５秒７５）を狙っていて、それが出せなかったのは悔しいけど勝てて良かった」とホッとした表情を浮かべた。
パリ五輪の出場はかなわず、今夏最大の目標は全国高校総体（福岡）。連覇を目指す８００メートルは３１日に行われる。「優勝はベースで、タイムもいいものを。自信はある」と決意。同種目で女子の久保凛（東大阪大敬愛高）が１５日の記録会で１分５９秒９３の日本新記録を出したばかりだが「本当に刺激になりました。きょうは届きませんでしたが今度は自分が日本記録を出したい」と改めて宣言した。