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札幌“凱旋”のリーチマイケル「80分間プレーできてよかった」 イタリアに敗戦…ラグビー日本代表戦

スポーツ報知 2024年7月21日 19時7分

◆ラグビー 「リポビタンD チャレンジカップ2004」イタリア代表42―14日本代表(21日、札幌ドーム)

 世界ランキング14位の日本代表は同8位のイタリア代表に14―42で敗れた。キャプテンを務めたフランカーのリーチマイケル(BL東京)はフル出場した。

 札幌山の手高出身のリーチは2年連続で日本代表の一員として、第2の故郷とも言える札幌でプレーした。1万7411人の観客が集まった中、試合には敗れたものの、「80分間プレーできてよかった。札幌に来る前は周りから『ハイタックルはするな』と100回ぐらい言われたもので」と苦笑いした。

 昨年7月に札幌ドームで行われた日本代表対サモア代表戦で凱旋を果たした。しかし、気負いすぎたためか、前半30分にハイタックルで一発退場。地元のファンをがっかりさせた。

 試合中は自らがボールを保持するたびに「リーチ!」と代表戦ではおなじみの掛け声が上がるなど、相変わらずの人気ぶり。地元で雄姿を存分に見せ、「北海道は高校生やラグビースクールの子供たちも多いので、勝つ姿を見せたかった」と悔しさをにじませつつ、「毎年、試合が札幌でできれば」と札幌での代表戦継続開催を希望した。

 代表戦出場数一ケタの選手が15人中10人も先発した試合で、86キャップを誇るリーチはいわば先生役。日本代表は素早い展開の攻撃スタイル「超速ラグビー」を目指しているが、ミスが多かった試合に「セットプレーが安定しないと超速ラグビーはできない」と一刀両断していた。

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