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霧島が貴景勝に完敗 10勝で大関復帰も苦しい4敗目 八角理事長「軽い。前に出ようという気力がない」

スポーツ報知 2024年7月21日 19時29分

◆大相撲 ▽名古屋場所8日目(21日・ドルフィンズアリーナ)

 関脇・霧島(音羽山)は、カド番の大関・貴景勝(常盤山)に完敗した。立ち合いで当たり負けると、引いて墓穴を掘り、あっけなく押し出された。「まっすぐ当たろうと思っていたが…。何もできなかったのが悔しい」と肩を落とした。

 10勝すれば1場所での大関復帰がかなうが、早くも4敗目。残り7日間で6勝しなければならず、通常なら横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)や大関・琴桜(佐渡ケ嶽)との対戦もあるだけに、苦しい状況となっている。「一日一日を大事に。最後までしっかり気持ちを切らさないように」と必死に切り替えた。

 八角理事長(元横綱・北勝海)は「軽いよね。どこか悪いのか。前に出ようという気力がない」とバッサリ。幕内後半戦の粂川審判長(元小結・琴稲妻)も「あっさりだった。場所前は調子が良さそうだったが、粘りがない」と指摘した。

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