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三山ひろし「世界一になって」紅白でけん玉共演も意欲 バスケ日本代表の河村勇輝とは祖母が縁

スポーツ報知 2024年7月22日 7時0分

 演歌歌手の三山ひろし(43)は、バスケットボール男子・河村勇輝(23)=横浜BC=と昨年のNHK紅白歌合戦のステージ裏で交流。河村の祖母が三山の大ファンだったことが縁で、祖母へのビデオメッセージを快諾し“おばあちゃん孝行”に一役買ったという。「日本一を飛び出して、世界一になってほしい」と活躍にエールを送りつつ、今年の紅白ステージでの再会、そしてけん玉共演プランも夢見ている。(宮路 美穂)

 出会いは昨年の紅白の本番中。「10―FEET」の応援ゲストとして出演した河村が、控室にいた三山の元を訪ねてきたという。「おばあちゃんがすごく僕のファンでいてくれて、でも病気をされていて、歩くのもやっとだと。ぜひビデオレターで元気づけてほしいっていうお話だったので、僕で良かったらと協力させていただきました」

 第一印象は「好青年」。腰が低く、話しぶりも誠実で祖母思いの優しさに心打たれた。「僕とそんなに変わらない背格好で、色が白くてイケメン。おばあちゃん子だとお聞きしたので『おばあさまにとって一番元気が出るのは、僕よりも河村さんの活躍が何より特効薬になると思います』と伝えると『僕も頑張ります』と言ってくださった」と振り返る。

 “おばあちゃん孝行”のおかげか、祖母は歩けるまでに回復。5月には河村の故郷・山口で行われた三山のコンサートを見に行くことがかなった。「僕も少しは役に立ったのかな、と思いましたし、音楽の力を感じていただけたということが本当にうれしかった」と胸が温かくなった。

 河村はこのほどNBAグリズリーズとキャンプ参加のための「エキシビット10」契約も締結。五輪での活躍が夢のNBAプレーヤーへの大きな追い風になるはずだ。三山は「頑張ってる姿を見ると、こっちもすごいパワーをもらえます。河村選手が日本の文化を広めるきっかけを作ってくれているわけですから、僕も日本の文化の伝え手として演歌に加えて、さらに講談、浪曲、落語にも磨きをかけたい」と刺激を受けている。

 三山は今年も、紅白のステージで河村との再会を夢見る。「僕も『恋…情念』という曲で10年連続の出場を目指している。紅白は『歌のオリンピック』。ぜひ金メダルを取りたいですし、河村選手がパリ五輪で大活躍して、紅白でまたお目にかかれたら」。紅白の三山といえば、けん玉の大皿連続成功ギネス記録がかかるステージでおなじみ。「もし挑戦いただけるのだったら、そのときは河村選手用に、玉がバスケットボールの形になった特注けん玉を用意します!」と、まさかの“けん玉共演”にも意欲を見せていた。

 ◆三山 ひろし(みやま・ひろし)1980年9月17日、高知県南国市生まれ。43歳。07年「日本クラウン創立45周年記念新人オーディション」で準グランプリを受賞し、09年に「人恋酒場」でデビュー。11年の日本レコード大賞で「日本作曲家協会奨励賞」を受賞。15年から9回連続でNHK紅白歌合戦に出場中。17年からは毎年、けん玉のギネス世界記録更新に挑戦している。趣味はカブトムシの飼育。

 ◆バスケットボール男子日本代表の試合日程(日本時間)

 ▼27日・後8時30分 1次リーグ・ドイツ戦

 ▼31日・前0時15分 1次リーグ・フランス戦

 ▼8月2日・後6時 1次リーグ・ブラジル戦

 ▼6~7日 準々決勝

 ▼9日 準決勝

 ▼10日・後6時 3位決定戦

 ▼11日・前4時30分 決勝

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