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【阪神】お待たせ打線爆発、6度目の借金阻止! 先発野手全員安打&打点&得点! 佐藤輝明と大山悠輔で5打点

スポーツ報知 2024年7月21日 21時12分

◆JERAセ・リーグ 阪神12―3広島(21日・甲子園)

 阪神が今季2度目の2ケタとなる12得点で快勝した。先発野手全員安打どころか全員打点、全員得点と、まさに打線爆発。貯金1で前半戦を終えた。勝率5割で迎えた試合は6連勝。またも借金生活突入を阻止した。

 1点を追う3回に7安打を集中させ、一挙6得点で逆転。1死一、二塁で中野が左前に同点打を放つと、さらに2死一、二塁から5者連続の適時打が生まれた。佐藤輝が右前へ決勝の勝ち越し打。大山、前川、木浪、梅野と続いた。2試合連続0―1で敗れていたチームは、17日の巨人戦の6回からゼロ行進。2回に今季ワーストを更新する26イニング連続無得点と沈んでいたが、一気に爆発した。

 さらに6回にも一挙6得点。近本の適時打で1点を追加すると、さらに1死満塁から森下が左翼フェンス直撃の2点二塁打。これで「先発全員」が完成した。なおも二、三塁で佐藤輝が中犠飛。バックスクリーン手前への大飛球が惜しくもスタンドに届かなかったが、続く大山が左翼席へ7号2ランを運んだ。4日の広島戦で自身が放って以来、チームとしても14試合ぶりの本塁打となった。

 佐藤輝と大山は計5打点。アベック打点は6月27日以来で、今季5戦全勝とした。やはり攻撃の鍵を握るコンビ。ともに前半戦は長い不振と2軍落ちも味わったが、後半戦の逆襲に向けて弾みをつけた。梅野は今季初の猛打賞。このカードから1軍に昇格した森下と木浪は、ともに復帰初安打を適時打で放った。

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