◆パ・リーグ 楽天12―5オリックス(21日・ほっともっと神戸)
楽天はオリックスに快勝し3連勝。貯金を今季最多の2とし前半戦を終えた。
「1番・右翼」でスタメン出場した小郷は、初回から3イニング連続安打を放つなど4安打2打点1盗塁の活躍。オリックス時代のイチローがホームとして戦った球場で、背番号51を背負う27歳が躍動した。
初回は左前打で一挙4点の口火を切ると、2回は無死一、三塁から右前適時打。3点差に迫られて迎えた3回は、直前に太田がスクイズを失敗した悪い流れの中、中前適時打を放ち、試合の流れを大きく引き寄せた。
8回にも右翼線二塁打を放ち4安打。今季の安打数を97とし、ソフトバンク・近藤(95安打)をかわしリーグトップに立った。
小郷は「辰己がとんでもない数字(打率2割9分6厘)を出してるんで、そこに安打数だけは負けないように、辰己に負けないように頑張ります」と笑った。
オリックス時代のイチローについて、映像を見たことがあるかを聞かれ「ないです。マリナーズのイチローさんですね」と話していた。