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【阪神】岡田彰布監督が前半を総括「2月からこんなの想定してる。しのいで、しのいできたけど」

スポーツ報知 2024年7月22日 5時0分

 阪神・岡田彰布監督が21日、前半戦を振り返った。貯金1の4位だが、首位とは3・5差。リーグ最低のチーム打率2割2分5厘と苦しみながら、同2位のチーム防御率2・25を誇る投手陣の奮闘もあり、大混戦の後半戦に臨む。

 

 以下は岡田監督の一問一答。

―チーム状況をどう捉えている

「よくやったというのか、物足りなかったというのか。その辺はちょっと、自分の判断ではわからないですね。今はね」

―投手陣が奮闘

「才木がね、一番中心になって。みんな防御率いいけど、なかなか村上にしてもね勝ち星が増えないというのも。打線との兼ね合いなので、しょうがないですけど。ブルペン陣を含めて、よくやったというか、よく踏ん張った前半戦だと思いますね。投手陣は」

―打線は

「もう、見ての通りですよ。もうそれは誰一人として満足のいく前半戦じゃなかったと思うし、これは後半戦に向けて奮起ですよね」

―前半戦、最も頑張った選手は才木か

「それはもう、才木ですね。頑張っているけど勝ち星が増えない投手もいるんですけど、(才木は)勝ち星も防御率も。いろんな面で一番頑張ったのは、やっぱり才木になると思いますね」

―20日には育成から高橋、佐藤蓮、川原を支配下登録

「いやいや、まだまだすぐというわけじゃないと思うんですけどね。高橋に関しては手術明けで、去年からほとんどピッチング姿を見てないし。徐々に間隔を空けてっていう話なので。2軍の方で投げて、それで判断したいと思いますね。あとの2人はファームでも前半で30試合くらい中継ぎで投げて。2軍の評価というか推薦で、それで支配下はオッケーしましたけど」

―後半戦に向けてひと皮むけてほしい選手は

「いやいや、それは全員でしょ。野手全員です。(後半戦は)甲子園から始まりますけどね、甲子園6試合なので流れに乗るというか、そういうゲームをすれば、ずっと言ってる、8月9月が勝負になってくると思うので、そのへんで勝負になると思いますね」

―開幕前から混戦を予想していたが、抜け出すためには

「それはもう8月9月に、どっちか言うと、野手の奮起で勝ち取っていくというか。まあでも、2月からこんなの想定してるので。しのいで、しのいで前半はきたけど、まあ別に、自分の心の中では何とも思ってないですよ、はっきり言うて」

―後半戦への意気込みを

「こういう混戦のおかげって言うたらまずいし、違うんですけど。タイガースとしてはね、本当にいい状態というか、そういう時期もなかったし。ピッチャー陣の頑張りで、なんとかしのいできたという前半だったので。これはもうチームとして、やっぱり打線の奮起でピッチャー陣を助けてやって、チームとして勝っていかないといけない。その辺はまあ、勝負所はみんな当然分かってると思うので。そういう意味では、楽しみは楽しみですけど」

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