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日本男子、強豪・セルビア相手に前半52―59 渡辺雄、ジェイコブス、比江島、八村、ホーキンソンの怒とうの連続3P成功

スポーツ報知 2024年7月22日 3時54分

◆バスケットボール男子 ▽強化試合 日本―セルビア(21日、セルビア・ベオグラード)

 パリ五輪に出場する世界ランク26位の日本は、昨年W杯準優勝で世界ランク4位の強豪・セルビアと、本番前最後の強化試合を行い、前半を52―59で折り返した。

 NBAで日本人最長6季プレーし、新シーズンからBリーグの千葉Jに加入する渡辺雄太が、左ふくらはぎの肉離れからついに復活した。先発は渡辺雄、八村塁(レイカーズ)、河村勇輝(横浜BC)、ジョシュ・ホーキンソン(RS渋谷)、吉井裕鷹(三遠)。

 試合は第1クオーター(Q)、立ち上がりは0―7といきなりセルビアにリードを許すも、河村からホーキンソンへのアシストでダンク、渡辺雄の3ポイントシュート(3P)、吉井も3Pを決めるなど、12―12と互角の展開。だが、セルビアはNBAのスタープレーヤー、ヨキッチ(ナゲッツ)が得点を重ねるなど、精度の高い攻撃力で23―33だった。

 第2Qは最初に八村が3Pを成功。そこから約3分間、得点がとまるも、吉井がフリースローを2本決めて28―41。そこから渡辺雄は2本目の3Pを沈め、20歳のジェイコブス晶(ハワイ大)も、堂々のプレーで3Pを成功。比江島慎(宇都宮)、八村、ホーキンソンも続き、怒とうの連続3Pで一気に日本の流れに。前半は52―59で終えた。

 男子日本代表は五輪で史上初の8強入りを目標に掲げる。世界ランク26位の日本は、1次リーグB組で、7月27日に23年W杯王者のドイツ、7月30日に開催国で、NBA新人王のウェンバンヤマ擁するフランス、8月2日に最終予選を勝ち抜いたブラジルと対戦する。

 強化試合ではここまで、八村、渡辺雄が不在で戦ったオーストラリアに1分1敗、韓国に1勝1敗。八村が合流し、19日に行った昨年W杯優勝国で五輪初戦の相手・ドイツ戦は83―104で敗れた。

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