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カブス・鈴木誠也が、9回1死から同点適時打で、サヨナラ勝ちのお膳立て「初球と決めていた」

スポーツ報知 2024年7月22日 7時55分

◆米大リーグ カブス2X―1ダイヤモンドバックス=延長10回(21日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの鈴木誠也外野手が21日(日本時間22日)、本拠のダイヤモンドバックス戦に「3番・DH」で出場。9回1死三塁で同点の中前タイムリーを放ち、7回2安打1失点と好投していた今永の黒星を消した。4打数1安打1打点1三振で、打率は2割6分5厘となった。

鈴木の試合後の主な質疑応答は以下の通り。

 ―9回の打席を振り返って。

 「ピッチャー陣が皆、頑張ってくれていた中、相手(投手も)良かったですし、なかなかチャンスがなかった。何とかあそこで1本打てたのは良かったと思います」

 

 ―初球、100マイルの直球を狙った。

 「ピッチャーによってですけど、あの(マルティネス)投手は(直球が)普通に100マイルを越えてきて、変化球も凄くいいですし、追い込まれるとなかなか難しくなってくるので、早いカウントでしっかりと振っていかないと厳しいなと思っていた。あの打席は、初球から打とうと決めていました」

 ―マルティネスは3連投。3日間対戦して、球筋、軌道は頭に入っていたか。

 「それは入る。2回もやっていたので。球も速いですし。フォークもなかなか見ないボールなので」 

 ―といいますと。

 「見えない。(視界から)消えちゃうんで。直球は、いい時で102マイル出る。そこに合わせていくと、どうしても消えてしまう」

 

 ―だからこそ、の初球狙い。

 「コントロールが悪い投手ではないので、ある程度ゾーンの中で勝負してくる。あれを、仕留め切れないと、昨日みたいに追い込まれて厳しくなる。1番チャンスがある初球から振っていかないと、と思っていたので、本当に前に飛んで良かったです。あのボールを仕留め切れなかったら、多分、三振してたと思う」

 ―この3連戦、打線は相手の投手陣に苦しみ、得点圏でなかなか打てなかった。

 「タイミングなり、力みとかで、なかなか、仕留めきれなかった。得点圏だと甘いボールはなかなか来ない。その中でも、甘いボールを仕留めきれるか、そこの違いかなと思います。あの球を見逃していたら、結果は良くなかったと思う」

 ―今永投手の好投をどうみていたか。

 「常に安定していますし、いい時も悪い時も、しっかり試合をつくってくれるので、そういった意味で、僕達がなかなか援護出来ていなかった。(今永の投球は)素晴らしいなと思います」

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