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大谷翔平の144メートル30号でドジャース後半戦3連勝発進「チームとして勢いに乗っていく要因になる」

スポーツ報知 2024年7月22日 12時5分

◆米大リーグ ドジャース9―6レッドソックス(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地・レッドソックス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、3打席目に飛距離473フィート(約144メートル)の特大弾でリーグ1番乗りとなる30号ソロを放つなど、3打数1安打1打点で、チームの3連勝に貢献した。

 衝撃の一発だった。空振り三振、左飛と2打席凡退して迎えた3点をリードした5回無死走者なしの3打席目。前を打つバーンズが本塁打を放つと、大谷も続いた。打球速度116・7マイル(約187・8キロ)、打球角度28度で放たれた右中間への一撃は、飛距離が今季2番目に大きい473フィート(約144メートル)という特大弾。打球はワンバウンドして球場外へ消える“場外弾”となった。

 ドジャースは、後半戦初戦だった19日(同20日)に、1点を追う8回にフリーマンが満塁本塁打を放って逆転勝ち。前日20日(同21日)は、9回に1点差、延長10回に2点差を追いつくと、11回にスミスがサヨナラ打を放った。この試合では今季チーム最多1試合6本塁打の一発攻勢で、後半戦3連勝発進を決めた。

 故障者が続出してチームの苦しい状況は続き、前半戦は2試合連続サヨナラ負けで終えていたが、大谷は「逆転が多かったり、難しい試合が多い中でしっかりものにできているのは、チームとして勢いに乗っていく要因になるんじゃないかなと思うので、またあしたからその勢いで頑張りたいです」とうなずき、「昨日も一昨日も難しいゲームだったけど、それをものにできているのが今日のいい流れにつながっていると思いますし、今日勝ったことが明日につながってくれればいいなと思います」とさらなる勢い加速を確信しているようだった。

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