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「見極められた」バスケ女子、五輪前ラストマッチに完敗でも収穫あり 初戦・米国戦へ封印したプレーも

スポーツ報知 2024年7月23日 6時45分

◆バスケットボール女子 ▽強化試合 日本65-75ベルギー(21日、フランス・ランス)

 21年東京五輪銀メダルで世界ランク9位の日本は、パリ五輪1次リーグ最終戦で対戦する同6位のベルギーとの“前哨戦”に65―75で敗れた。立ち上がりから動きが硬く、武器の3P成功率は23・7%と苦しんだ。五輪開催地での強化試合は、19日の同7位のフランス戦に続き、格上に2連敗を喫した。

 2週間後のパリ五輪1次リーグ最終戦(8月4日)で大一番を控える相手との“前哨戦”は、互いに探り合いの末、10点差で敗れた。高さと速さを擁するベルギーに、第1クオーター(Q)から0―11と防戦一方の展開になり、第3Q終了時で39―60。

 だが、終盤になると武器の3Pがよみがえり、最後は日本らしさも光った。事前に相手の特徴を把握でき、恩塚亨監督(45)は「手応えは持っている。何が有効で、何が有効じゃないかを見極められた」と収穫を口にした。

 ベルギーは21年東京五輪の準々決勝で対戦。林が残り16秒で3Pを沈めて、大逆転勝利を収めた。相手にとって日本は最もリベンジしたい国だろう。パリ五輪では、8強入りを懸けてヤマ場となる可能性が高い。この日は封印したプレーもあった。五輪初戦は日本時間30日で、女王・米国戦。金メダルを目指し、林主将は「気合を入れて、ここからレベルを上げて頑張っていきたい」と意気込んだ。

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