ドジャースのジェームス・パクストン投手（３５）が２２日（日本時間２３日）、事実上の戦力外通告「ＤＦＡ」になったと、複数の米メディアが報じた。
今季ドジャースに加入したベテラン左腕のパクストンは、前日２１日（同２２日）の本拠地・レッドソックス戦で先発して、６回途中４安打３失点、７奪三振の好投を見せて８勝目（２敗）をつかんでいた。開幕から先発ローテを守り、１８先発はグラスノー、ストーンと並んでチーム最多で、８勝は、ストーンの９勝に次ぐチーム２位タイだった。だが、１００球以上を投げたことは１度もなく、防御率は４・４３で、やや不安定な投球が多かった。
３０日（同３１日）にトレード期限を迎えるメジャーリーグ。ドジャースは先発補強に動いているとされ、先発投手の緊急補強のためにパクストンをＤＦＡにした可能性が高いとされている。ドジャースはＷソックスのクロシェット、タイガースのスクバル、ブルージェイズの菊池らが候補としてうわさされている。
ドジャースの先発陣は故障者が続出していたが、グラスノーが２４日（同２５日）、カーショーが２５日（同２６日）の本拠地・ジャイアンツ戦で復帰することが決定。山本、ビューラー、ミラーは離脱しているが、ロブレスキやナックら若手も奮闘し、少しずつ戦力が整ってきている。