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尊富士が再休場 場所前から痛めていた左肩付け根付近が悪化 8日目から途中出場して2連勝で十両残留濃厚も  

スポーツ報知 2024年7月23日 11時46分

◆大相撲 ▽名古屋場所10日目(23日・ドルフィンズアリーナ)

 東十両2枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が名古屋場所10日目の23日、日本相撲協会に休場を届け出た。9日目は東十両筆頭・時疾風(時津風)を押し出しで破り2連勝を飾っていたが、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)によると、場所前の稽古で痛めていた左肩付け根付近の状態が悪化したという。

 尊富士は3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を遂げながら、14日目に負傷した右足首の回復が遅れて先場所は全休。史上最速となる優勝場所から1場所で十両に転落した今場所も、初日から休場していた。伊勢ケ浜親方は右足首について「大丈夫」と語った。

 ただ8日目から途中出場に踏み切り、春場所千秋楽(3月24日)以来、119日ぶりとなった復帰戦から2連勝。十両残留は濃厚な状況となっている。師匠は「今場所は無理をしない」と再出場には否定的な考えを示した。

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