Infoseek 楽天

大谷翔平が8回の勝ち越しチャンスで空振り三振、本拠地ため息

スポーツ報知 2024年7月23日 13時22分

◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ(22日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2―2の同点で迎えた8回無死二塁の4打席目は3番手左腕・ミラーと対戦し、空振り三振に倒れて本拠地からはため息が漏れた。

 ジャイアンツの先発は、ブレーク・スネル投手(31)。18、23年にサイ・ヤング賞に輝いた通算71勝の左腕だった。だが、ジャイアンツに加入した今季は試合前の時点で8登板で0勝3敗、防御率6・31。大谷は昨季まで8打席で対戦し、4打数2安打の打率5割、4四球と、本塁打こそなかったが、苦にもしていなかった。

 初回先頭の1打席目は、フルカウントからワンバウンドのスライダーを見極めて四球。続くスミスの打席の初球で積極的に二盗を試みたが、アウトになった。両軍無得点3回1死走者なしの2打席目は空振り三振。1―1で同点の6回先頭で迎えた3打席目は一ゴロに倒れた。初球の右翼ポール際へのファウルには、場内から大きな歓声が巻き起こった。

 前日21日(同22日)の本拠地・レッドソックス戦では、3打席目に中堅右へ、今季自身2番目の飛距離となる473フィート(約144メートル)の後半戦初アーチとなる特大の30号ソロ。試合後に「甘い球をしっかり打てた。その前の打席の感覚もよかった。いい感覚が、いい結果につながると、今後の打席にいい影響が出てくるんじゃないかなと思います」と手応えを口にしていた。日米通算250号にも王手をかけている。

 この日は先着4万人のファンに「大谷翔平キャップ」が配布され、試合中のベンチでもロハスがかぶっていた。

この記事の関連ニュース