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【高校野球】聖和学園が仙台育英を8―5で下して初優勝、140キロ超投手陣から19安打と攻略

スポーツ報知 2024年7月23日 13時18分

◆第106回全国高校野球選手権宮城大会 ▽決勝  聖和学園8―5仙台育英(23日・楽天モバイルパーク)

 聖和学園が3連覇を狙う仙台育英を8―5で破り、初優勝で初めての甲子園切符をつかんだ。

 先発したサイド右腕・斎藤佑樹(3年)は130キロ台中盤の直球に変化球を織り交ぜ緩急自在の投球で仙台育英打線を翻弄(ほんろう)。初回に2死二塁から4番・鈴木拓斗(3年)の右前適時打で1失点、2回は犠飛で1点を奪われたが、3回からは打たせて取る投球を披露。5回に失策などで2点を失ったが、その後は無失点に抑えて6回2/3を6安打4失点と粘投して試合をつくった。

 打っては初回に4連打で1点を奪うと、3回は連続で内野安打が飛び出すなど球運にも恵まれて3点を奪って4―2。5回は1死三塁から4番・佐藤煌馬(2年)の右前適時打で5―2。さらに押し出しで1点を追加して6―2と突き放すと、6回にも4番・佐藤がエンタイトル二塁打を放って7点目を追加。9回にも適時打で1点を奪ってチーム総安打数19安打で仙台育英の140キロ超の投手陣を攻略して頂点に立った。

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