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休場の尊富士は左肩付け根付近の負傷 場所前の稽古で痛める 師匠の伊勢ケ浜親方「左腕が動かない」

スポーツ報知 2024年7月23日 13時53分

◆大相撲 ▽名古屋場所10日目(23日・ドルフィンズアリーナ)

 東十両2枚目・尊富士(伊勢ケ浜)が名古屋場所10日目の23日、日本相撲協会に休場を届け出た。9日目は東十両筆頭・時疾風(時津風)を押し出しで破り2連勝を飾っていた。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)によると「左肩の付け根がうっ血して腫れている。痛みというより左腕が動かない」との状態。場所前の稽古で痛めていたものが悪化したという。

 尊富士は3月の春場所で110年ぶりの新入幕優勝を遂げながら、14日目に負傷した右足首の回復が遅れて先場所は全休。史上最速となる優勝場所から1場所で十両に転落した今場所も、初日から休場していた。ただ8日目から途中出場し、春場所千秋楽(3月24日)以来、119日ぶりとなった復帰戦から2連勝。十両残留は濃厚な状況となっている。

 伊勢ケ浜親方は右足首については「大丈夫」と語った。再出場については「今場所は無理をしない」と否定的な考えを示した。

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