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杉良太郎「今から足腰を鍛えないといけない」、最高齢95歳の岡山ダンスチーム「OYAじ~Z」から刺激

スポーツ報知 2024年7月23日 17時7分

 歌手で俳優の杉良太郎(79)が23日、東京・八芳園で行われた厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト 健康デー2024」に出席した。

 7月28日は世界肝炎デーにあたるが、同省では日本肝炎デーにこの日を定め、全国で肝炎に関する普及啓発活動を実施している。

 小学生チームのmovement Helios、品川エトワール女子高のEDC family、65歳以上のシニア世代・ソウルフルフーズ、DリーグのLIFULL ALT―RHYTHMらプロアマ各年代がパフォーマンス。平均年齢83歳、最高齢95歳の岡山・備前市で活動するOYAじ~Z(おやじーず)がダンスを披露すると、ひと際大きな拍手が起こった。

 健康行政特別参与の杉は「ダンスはリズムが体に入っていかないと、手も足も動かない。高齢になると、足腰が付いていかなくて、リズムが取りにくくなる。(今日のようなパフォーマンスで)緊張やプレッシャーに勝つという精神状態であれば、長生きするだろうな、と思いながら見ていました。人の前で見てもらい、拍手をしてもらう。喜んでもらい、自分もやりたい!と思わせるのが(ダンスの)魅力だと思います」と力説。OYAじ~Zから刺激を得たようで「私が皆さんのお年になった時、同じようにやれるかというと、気をたしかに持たないといけないと思いました。今から足腰を鍛えないといけないなと思っています」と話した。

 肝炎対策特別大使の伍代夏子は健康メッセージを発信。「健康とは体だけではなく、心も健やかである状態です。両方のバランスが取れ、人生の豊かさを得られるのです。体の健康を守るため、毎日の食生活に気を配り、定期的な運動で体力を維持・増進します。健康のため、定期的な健康診断を受け、病気の早期発見・早期治療を目指します。私たちの決意と、一人ひとりの積極的な取り組みが、健康で幸せな社会の実現につながることを願います。日本、世界中の皆さんも、健康を守る努力を続けていきましょう」と呼びかけた。

 国民の健康を願い、久留米大学医学部内科学講座消化器内科部門主任教授・川口巧氏と、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員・宮﨑敦子氏が監修、健康一番プロジェクトサポーター・Maasaが振付を手がけた「健康ダンス」がこの日、お披露目された。杉は自ら健康ダンスを体験。「来月私も80歳になる。人間にとって何が幸せか―、それは健康でございます。力になれるように、希望を持てるように。日本全国を飛び回って、(自らの)体を切り刻んででも奉仕していきたいと思います」と誓った。(加茂 伸太郎)

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