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【高校野球】二松学舎大付、2年生右腕・及川が3回無失点の好継投 東亜学園下しベスト4

スポーツ報知 2024年7月23日 18時5分

◆第106回全国高校野球選手権大会 東東京大会 ▽準々決勝 二松学舎大付 8―5 東亜学園(23日・神宮球場)

 二松学舎大付は昨夏準Vの東亜学園に逆転勝利を収め、甲子園に出場した2022年以来となるベスト4進出を決めた。

 7回からは最速140キロ右腕の及川翔伍(2年)が3番手で登板し、3回無失点で締めた。チームは5回まで1―5とリードされていたが、6回に岡部雄大内野手(3年)の中前2点適時打などで5得点を挙げ、逆転に成功。7回にも2点を加えた。

 及川は、先頭打者こそ四球で出塁させたものの、その後はカーブやスライダーなど変化球を交えながらリズム良く打ち取った。3回1安打無失点で勝利に貢献。「絶対にリードを守る、強い気持ちで入った。今までなかなか入ってなかった変化球が入るようになって、納得のいくピッチング」と自らに及第点を与える34球だった。

 市原勝人監督も「本当に頼りになる」と信頼を置く2年生右腕。自身もこの夏に向けて「精神面で弱いところがあったけど、成長できてきた」。試合を重ねるごとにピッチングでの手応えも深めつつある。先発でも、継投でも与えられた役割をまっとうする覚悟。「あと2つ、死ぬ気で勝ち取りたい。しっかり抑えるところを抑えて、(相手の)流れを断ち切るようなピッチングがしたい」と聖地まで突き進む。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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