阪神・大山悠輔内野手(29)が23日、甲子園球場で行われた全体練習に参加し、逆転Vを目指す後半戦に向けて再スタートを切った。真夏の強い日差しの下でノック、フリー打撃と汗を流した後、仲間と共にポール間走や階段ダッシュ。「3日間、練習の期間があるので、いい準備をしたいです」と前を向いた。
今季はここまで77試合の出場で打率2割3分2厘、7本塁打、33打点。打撃不振でファーム再調整も経験したが、7月に入り17試合で打率2割9分5厘、2本塁打、9打点と上昇曲線を描く。現在は8戦連続安打中。「前半戦の反省であったり、今までの反省をしっかりして。そういうところで準備して、また次に向かって頑張りたいと思います」と表情を引き締めた。球団史上初の連覇へ、岡田阪神に欠かせない攻撃陣のリーダーがさらなる加速を期す。(中野 雄太)