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杉良太郎、最高齢95歳ダンスチームから刺激「今から足腰を鍛えないと」

スポーツ報知 2024年7月24日 6時0分

 歌手で俳優の杉良太郎(79)が23日、東京・八芳園で行われた厚生労働省「知って、肝炎プロジェクト 健康デー2024」に出席した。

 小学生チームのmovement Helios、品川エトワール女子高のEDC family、65歳以上のシニア世代によるソウルフルフーズ、DリーグのLIFULL ALT―RHYTHMらプロアマ各年代がダンスパフォーマンスを披露。平均年齢83歳、最高齢95歳の岡山・備前市で活動するグループ・OYAじ~Z(おやじーず)のダンスにはひと際大きな拍手が起こった。

 健康行政特別参与の杉は「ダンスはリズムが体に入っていかないと、手も足も動かない。高齢になると足腰が付いていかず、リズムが取りにくくなる。(その中で練習して)人前で成果を見てもらい、拍手をもらう。喜んでもらい、自分もやりたい!と思わせるのが(ダンスの)魅力だと思います」と説明。OYAじ~Zからは刺激を得たようで「私が皆さんのお年になった時に、同じようにやれるかというと、気をたしかに持たないといけないと思いました。今から足腰を鍛えないといけないなと思っています」と話した。

 国民の健康を願って制作された健康ダンス(振り付け担当・Maasa)もお披露目。自身も体験した杉は「来月80歳になる。人間にとって何が幸せか―。それは健康でございます。力になれるように、希望を持てるように、日本全国を飛び回って(自らの)体を切り刻んででも奉仕していきたいと思います」と誓った。

 28日は世界肝炎デーだが、同省では同日を日本肝炎デーに定め、全国で肝炎に関する普及啓発活動を実施。今回のイベントはその取り組みの一環にあたる。(加茂 伸太郎)

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