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timeleszが最初で最後の3人体制ツアー「僕たちが抱く夢はSexy Zoneがかなえたかった夢」

スポーツ報知 2024年7月24日 4時0分

 timeleszが23日、横浜アリーナで全国ツアー「We’re timelesz LIVE TOUR 2024 episode0」(7都市25公演)の神奈川公演最終日を迎えた。

 所信表明をするように、3人は、いきなり代表曲「RUN」を披露した。

 止まらないで 止まらないでよ 僕らはまだ始まったばかりさ―

 菊池風磨(29)が「騒げるかー」と呼びかけ、ムービングステージで会場中央に。1万5000人のファンの中心に立った佐藤勝利(27)は「timeleszです。会いたかったよー」と叫び、会場を一つにした。

 2022年末でマリウス葉さんが卒業し、芸能界を引退。3月31日をもって中島健人(30)が卒業。翌4月1日には、11年のデビューから12年半連れ添ったグループ名「Sexy Zone」を変えた。さらに、新メンバー募集のオーディションも開催。1万8922人の応募者から選考し、来年初頭には新たな仲間が加わる。

 変化を重ねる中で迎えた3人体制最初で、最後のツアー。松島聡(26)が「これまで歩んできた道のり、現在、未来を詰め込んだ」と言うように、「夏のハイドレンジア」などセクゾ時代の楽曲や、6月19日に発売した1st EP「timelesz」のリード曲で、山下智久がプロデュースした「Anthem」など全35曲を披露した。

 ライブ終盤。菊池はファンに、自身に、語りかけるように言葉を紡いだ。「メンバーが2人辞めてしまって。グループ名まで変わって」。マイクを握り締め、発する言葉に力を込めた。「それでも、僕たちは前を向きます。僕たちが抱く夢は、5人のSexy Zoneがかなえたかった夢だから。ドームも、5大ドームも、国立も、チャートの総ナメも。僕たち5人で思い描いた夢は、僕たちtimeleszが追い求めていきます」。迷いない表情を浮かべた3人に、この日一番の声援と拍手が注がれた。(田中 雄己)

 佐藤勝利「ファンの皆さんが本当にいつも以上に盛り上がってくれているのをツアースタートから感じられました。僕たちは今、さまざまな変化を続けている状況ですが、これだけの歓声をいただけたことで、timeleszがファンの皆さんが誇れる、もっと先のステージにたどり着かなければいけないな、と強く感じるツアーとなっています」

 菊池風磨「3人だからこそできることはたくさんあって、そのうちの大きな1つが5人時代の曲、4人時代の曲をオリジナルメンバーだけでお届けすることです。そういう意味で、僕ら自身にとっても貴重な一瞬かと思います。このメンバーでこれまでの曲を届けることができているのはすごく幸せに思いますし、一曲一曲大切に歌っています。岐路に立っているタイミングで、そんな僕らの背中を押してくれる皆さんの声援や表情を強く感じています」

 松島聡「新しいものも届けつつ、過去そして現在、未来を感じていただけるものを詰め込んだエンターテインメントになっています。ツアーと同時にtimelesz projectも始動していますが、僕らは全く新しいものをやっていくというよりは変化していくグループとして挑戦していきます。来年には新メンバーを迎える予定ですので、パワーアップしてまたステージに帰ってこれたら」

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