Ｃ大阪とドイツ１部ドルトムントの親善試合「ユーロジャパンカップ２０２４」が２４日、大阪・ヤンマースタジアムで開催される。Ｃ大阪の小菊昭雄監督、古巣との対戦となる元日本代表ＭＦ香川真司、ドルトムントのヌリ・シャヒン監督、２６歳のＤＦユリアン・リエルソンが２３日、隣接するヨドコウ桜スタジアムで前日会見に臨んだ。
２１歳で海外に挑戦した香川はドルトムントに通算７シーズン在籍。「まずは開催できることをうれしく思うし、ヨーロッパで自分の育ったクラブと、本当に素晴らしい試合になることを願っています。親善試合だけど勝てるように。ドルトムントのファンに、結果で元気だよって見せられるように頑張ります」と決意表明した。
シャヒン監督は香川とともにドルトムントでプレーした同僚。香川が「彼は同じ年。ドルトムントに初めて行った日に彼がはじめに受け入れてくれて、話しかけてくれた。プレーヤーと監督として戦えることを本当にうれしく思う」と話せば、シャヒン監督も「親友であるシンジとピッチの上で戦えるのは栄誉なこと。本当に楽しみ」と久しぶりの再会を喜んだ。
シャヒン監督はまた、かつて香川に獲得オファーを出したことがあったとも告白。「いっぱい素晴らしい選手がいる。シンジにオファーを出して、断られてすごくガッカリした（笑い）。シンジも年をとってきているけど、どれだけプレーできるのか、どれだけのものを見せてくれるのか楽しみ」とニヤリと笑った。続けて「日本のレベルは上がっている。どんどん発掘できたら。日本のサッカーに興味がある。いい選手がいたら声をかけたい」と、スカウティングに色気を見せた。