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【球宴】阪神・才木、本当は無失点なのに…「牧に責任をなすりつけます」普段は援護少なく「9点は初めてですね」

スポーツ報知 2024年7月23日 20時13分

◆マイナビオールスターゲーム024 全パ―全セ(23日・エスコンフィールド)

 全セの先発を務めた阪神・才木浩人投手は2回4安打1失点で初出場のマウンドを終えた。初回は3安打を浴びたが、3奪三振で無失点。交流戦で本塁打を許した近藤(ソフトバンク)との勝負では9球連続で直球を投じて粘られたが、10球目のフォークで空振り三振に仕留めた。2回は簡単に2死を奪った後、岡(ロッテ)はファウルゾーンへの飛球。3アウトで攻守交代となるはずだったが、この打球を牧(DeNA)が落球し、直後の投球を“打ち直し”の岡に右翼席へ運ばれた。

 同い年ということもあり、才木は「牧に責任をなすりつけようと思います」と高笑い。初の夢舞台を「思い切り楽しんで投げようと思ったので、良かったです」と振り返った。43球のうち36球が直球。いけるところまで真っ向勝負を貫くつもりだったが、強打者を相手に「これは終わらんと思ってフォークも投げました」と吐露した。今季は打線の援護に恵まれない試合が多い右腕。2回の一挙9点にも「9点でしょ? 初めてですね。めっちゃ打つなあ。セ・リーグ、つえ~と思いました」と白い歯を見せた。

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