◆第９５回都市対抗野球大会 ▽１回戦 北海道ガス７―３ＮＴＴ東日本（２３日・東京ドーム）
４年連続出場の北海道ガス（札幌市）が、激戦区・東京第１代表のＮＴＴ東日本を下し、２年ぶりの初戦突破。北海道勢都市対抗１００勝目の白星を手にした。
両チーム無得点の２回１死二、三塁から７番・小栗研人二塁手の適時二塁打で２点を先制すると、１点差に詰め寄られた５回には１死一、二塁から３番・寺田和史外野手の中前打で追加点。さらに２死一、三塁から５番・高橋謙太左翼手が右翼スタンドに３ランを放つと、７回にも高橋の犠飛で突き放した。
投げては先発の村上大芽投手が６回途中１失点と好投。日本製鉄室蘭シャークスから補強された石井竜也投手、武笠達也投手、大城祐樹投手のリレーでリードを守り切った。
２２年大会での東芝（川崎市）に続く強豪撃破。工藤賢二監督は「やってきたことを選手が１００％、１２０％出してくれた。本当に良くやってくれた。（先発の村上は）５回までかなと思っていたけど、もう少しいけるかなと私が欲を出してしまった。みんなよく投げてくれた。（１００勝目の）プレッシャーがとれたかな。いつも１００勝、１００勝と言われていたので、これでみんな肩の荷が下りた」と笑みを浮かべていた。
２６日の２回戦では西濃運輸（大垣市）と対戦する。