【ボルドー（フランス）２３日＝後藤亮太】パリ五輪サッカー男子が、２４日午後７時（日本時間２５日午前２時）の初戦パラグアイ戦に向けて、現地時間午後５時から冒頭１５分以外非公開で前日練習を行った。ケガのためホテル調整だったＤＦ半田陸を除く２１人が気温３０度前後のボルドーで最終調整。練習を見届け、大岩剛監督は「非常に良い状態に仕上げてくれた」と振り返った上で、初戦に向けて「攻守に攻撃的なサッカーを目指してきた。簡単な試合はひとつもない。目の前の１試合を集中して戦って、勝ち進んでいけば注目度も増す。我々はひとつの勝利を選手スタッフ全員で目指していきたい」と決意を示した。
００年シドニー五輪以降の６大会は、初戦に勝利した３大会はいずれも決勝トーナメントに進出し、黒星発進の３大会は１次リーグで敗退している。まずは初戦で勝利をつかみ、１９６８年メキシコ市五輪「銅」以来の表彰台＆史上初の金メダルへの道のりを歩んでいく。