MLB公式サイトが23日(日本時間24日)、7月末のトレード期限に向けて特集を掲載し、日本人コンビの大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(25)が所属するドジャースの“補強候補”を報じた。
記事の中ではド軍のB・ゴメスGMの「先発投手をターゲットにしているが、インパクトのある投手になるだろう」という談話を紹介。以前からうわさされている今季ア・リーグ防御率トップの2・34、20試合で11勝3敗のスクバル(タイガース)にドジャースが引き続き興味を持っていると伝え、ア・リーグ東地区首位のオリオールズなどとの争奪戦の様相を呈している模様だ。タイガースがエース左腕を放出するかどうかは不明だが、「もしトレードするなら、見返りに大金を手にすることになるだろう」としている。
ドジャースの予想リストの中にはア・リーグ最多150奪三振のクロシェット(Wソックス)も含まれるようで、不安の残る先発陣強化へ「代償を払っても不思議ではない」という。
また、狙っているのは先発投手だけでなく、同じく「インパクトのある」外野手の補強ももくろんでいるようだ。同記事では、昨季まで3年連続20本塁打以上で今季も15本塁打のアロザレーナ(レイズ)、昨季38本塁打で大谷(当時エンゼルス)と本塁打王を争ったロベルト(Wソックス)の名前を挙げている。
トレード期限を迎える最後の最後まで、ド軍の動きから目が離せない。