◆第106回全国高校野球選手権兵庫大会▽準々決勝 東洋大姫路4―2神戸国際大付(24日・明石トーカロ)
東洋大姫路が神戸国際大付を破り、2013年以来、11年ぶりの4強進出を決めた。
初回に1死一、二塁から敵失で先制すると、続く5番の見村昊成右翼手(2年)の一塁後方に落ちる適時二塁打でさらに1点を追加した。
4回に1点を返されたが、6回1死二塁で7番の高畑知季遊撃手(2年)が左越え適時三塁打。桑原大礼捕手(2年)がスクイズを決め、4―1とした。
投げては、2年生エースの阪下漣が、7安打2失点で完投した。
東洋大姫路の4強入りは、準優勝した2013年以来、11年ぶり。履正社(大阪)を19年夏の甲子園Vに導いた岡田龍生監督にとっては、22年に就任してから夏は初の4強入りとなった。
一方の神戸国際大付は、7大会ぶりに4強入りを逃した。プロ注目の最速148キロ右腕・津嘉山憲志郎(3年)は、9回1死二塁に代打で出場するも三ゴロに終わった。