◆第106回全国高校野球選手権栃木大会 ▽準々決勝 作新学院1―0文星芸大付(24日・エイジェックスタジアム)
昨夏の決勝カードが準々決勝で激突した。作新学院が文星芸大付を1―0で下し、雪辱を果たす4強入りを決めた。
作新学院は初回、2つの四死球で2死一、二塁のチャンスを作ると、5番・小川亜怜中堅手(あれん・2年)がレフトへ適時打を放ち先制。投げてはプロ注目右腕・小川哲平(3年)が127球6安打7Kの熱投で完封。貴重な1点を最後まで守り切った。
「点を取られない練習をしている。その成果が発揮できた」と振り返った小川哲。この日、直球は自己最速を1キロ更新する148キロをマークした。
準決勝は27日、石橋と戦う。小川哲は「ここまできたらどれだけ甲子園に行きたい気持ちが強いかだと思う。そこは絶対1番の自信がある」と力強く意気込んだ。