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鈴木誠也は「4の1」も判定に泣く 好機で見逃し三振 カブス0―1完封負け

スポーツ報知 2024年7月24日 14時13分

◆米大リーグ カブス0―1ブルワーズ(23日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの鈴木誠也外野手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地。ブルワーズ戦に「3番・DH」で先発出場し、4打数1安打2三振で打率は2割6分1厘となった。チームは10残塁で0―1の完封負けだ。

 雨で試合開始が1時間24分遅れた試合は、ブ軍が8回に虎の子の1点を奪い、カブスは2度の満塁機を生かせず、10残塁の完封負けとなった。

 「投手が踏ん張り、守備も堅実に守ったが、打撃はあと一歩プレッシャーをかけることができなかった」とカウンセル監督は敗戦の弁。チームの7安打中4本が2死から。痛恨だったのは8回1死一塁で迎えた鈴木の第4打席。4番手の左腕・ケーニッグと対戦。2球で追い込まれた後、3球連続ファウルなどでフルカウントに持ち込んだが、最後は9球目の内角カットボールに差し込まれ、左飛に倒れた。続くハップに右前打が出ただけに、進塁打が打てていれば、と悔やまれる結果になった。

 この日は6月28日(同29日)の対戦で左翼へ10号ソロを見舞っている元ソフトバンクの先発・レイとの再戦。第1打席は深い遊撃への当たりで俊足を飛ばし、内野安打を記録したが、5回2死一、二塁で迎えた第3打席では、カウント2―2からの5球目。外角に外れた直球をストライクとコールされ、見逃し三振。鈴木はぼう然とした顔でベンチに戻り、フラストレーションがたまる敗戦となった。

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