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【高校野球】早稲田摂陵、初の8強! 2年生神崎智裕が2戦連発で勝利へ導く

スポーツ報知 2024年7月24日 14時21分

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会▽5回戦 早稲田摂陵4―2太成学院大高(24日・万博)

 早稲田摂陵が僅差の試合をものにし、夏の大阪府大会では初の8強進出を決めた。「5番・右翼」でスタメン出場した神崎智裕(2年)は2戦連発となる右越えソロ本塁打を放ち、勝利に貢献した。

 初回、エース・前田拓郎(3年)が1死から相手の2番・山口拓真遊撃手(3年)を四球で出塁を許すと、そこから3連打を浴び、2点を失う。しかし、直後の攻撃で打者9人の猛攻をみせ、3点を奪って逆転に成功した。

 以降は両チーム得点がなく、3―2の5回表、無死走者なしで迎えた神崎の第3打席。2ボール2ストライクから「自分の得意なコースでした」と内角低めの直球を強振。捉えた打球は右翼スタンドの芝に弾み、2戦連続の一発となる、ソロ本塁打で4点目を挙げた。投げても前田が146球完投。失点も初回の2点のみの粘投で勝利へ導いた。

 同校初の8強に「最高にうれしい気持ちでいっぱい」と満面の笑みで汗を拭った神崎。自身が憧れを抱くソフトバンク・柳田さながらのフルスイングで、次戦もチームを勝利へ導く。

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