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【高校野球】大阪桐蔭8強入り 代役4番・徳丸快晴が3打点 初先発・平嶋桂知は5回途中3失点と不安残す

スポーツ報知 2024年7月24日 15時14分

◆第106回全国高校野球選手権大阪大会 ▽5回戦 大阪桐蔭8―4大商大堺(24日・くら寿司スタジアム堺)

 2年ぶり13度目となる夏の甲子園を目指す大阪桐蔭が大商大堺を下し、準々決勝進出を決めた。

 プロ注目のラマル・ギービン・ラタナヤケ内野手(3年)は2戦連続のベンチスタート。初回、その代役で今大会初の4番に座った徳丸快晴左翼手(3年)が1死二、三塁から中前2点打を放った。幸先良く先取点を奪うと、3回には2死一、二塁から6番・宮本楽久遊撃手(がく、2年)の2点三塁打で追加点を挙げた。

 4回には2番・吉田翔輝中堅手(3年)の適時打でさらに1点を追加。だが、5―0の5回、今大会初先発の最速154キロ右腕・平嶋桂知(かいち、3年)が1死満塁のピンチを招いたところで降板した。その後、2番手・南陽人(はると、3年)が3人の走者の生還を許し、5―3と2点差に迫られた。エース・平嶋は4回1/3で3安打3四球3奪三振の3失点と、不安の残る内容となった。

 6回、3番手で登板した森陽樹(はるき、2年)が2死二、三塁から左前適時打を浴び、5―4とそのリードをさらに縮められる。それでも、裏の攻撃では3番・内山彰梧一塁手(3年)の2点三塁打、4番・徳丸の犠飛で3得点。4点のリードをもらった森が7回以降は無失点に抑え、勝利を収めた。

 今春のセンバツでは8強入りし、夏は根尾昂(現中日)、藤原恭大(現ロッテ)らを擁して春夏連覇を達成した18年以来、6年ぶりの全国制覇を狙う大阪桐蔭。甲子園まであと3勝とした。

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