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【中日】立浪和義監督がオーナー報告「反省点を言えばきりがない。何かミラクルを」

スポーツ報知 2024年7月24日 15時43分

 中日の立浪和義監督が24日、名古屋市内の中日新聞社を訪れ、大島宇一郎オーナーにシーズン前半戦の報告を行った。2年連続最下位からの脱却を狙う今季は、90試合を終えて38勝46敗6分の5位。4月には8年ぶりに単独首位に立ったものの現在は首位・巨人に8ゲーム差と開き、最下位・ヤクルトには1・5ゲーム差に迫られている。

 ただ、前半戦最終戦では低迷していた中田に“本拠地1号”が飛び出すなど、明るい材料はある。立浪監督は「(好機で)あと一本が出ないって話もあったし、バンテリンでの勝率が悪かったことも反省。反省点を言えばきりがないけど、残りも一試合一試合やっていくしかない。オーナーからも言われましたが、『首位と8ゲーム差だけど、チャンスがない数字ではない。何かひとつミラクルを起こせるように』と。当然、現場もそういう気持ちでやっていきたい」と話した。

 大島宇一郎代表取締役オーナー(球団発表コメント)「前半戦終盤は苦しい戦いが続きましたが、4月には2891日ぶりに首位に立つなど、昨季までとは違う戦いぶりを見せてくれていると思います。本調子でない選手もいる中で、一回りも二回りも成長した姿を見せてくれる若手もいますし、新戦力の活躍も目立っています。昨年のこのオーナー報告の段階では、すでに負け越しが14に膨らみ、3位までのゲーム差は9.5で最下位に沈んでいました。今年はまだ十分にAクラスが射程圏内ですし、さらに上位を諦める状況ではありません。立浪監督にはコーチ、選手、スタッフと協力しながら、ここまでの課題をしっかりと分析、把握して、巻き返してほしい。後半戦は心機一転、春先のような快進撃を見られることを期待しています」

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