女優・寺島しのぶが24日、都内で行われたAudible完全オリジナル「誰かが私を殺した」(24日配信開始)完成披露プレス発表会に松坂桃李、逢田梨香子、高橋克典と出席した。
東野圭吾氏による累計1400万部突破の加賀恭一郎シリーズ(講談社刊)の最新作。ビジネス書や落語、声優による名作文学の朗読をアプリで聴けるオーディオブック「Audible」のために、東野氏が書き下ろしたオリジナルミステリー。
寺島は、国重ホールディングスの「女帝」と呼ばれ、何者かによって殺された女性・国重塔子の語りを担当した。「塔子のパートだけじゃなくて、ナレーションもやるんだと収録の時は驚きました」と新鮮さもあった様子。「なるべく東野先生の物語の邪魔にならないように、感情的になりすぎないように、あんばいを考えながら収録しました」と振り返った。
イベントでは、物語冒頭の寺島による語りの音声が披露され、松坂は「すごい…。オーディオブックって普段は何かをしながら聞きますけど、これは手が止まりますよね」と圧倒された様子。高橋も「これは寝る前には聞きたくないなあ。寝られなくなるよね」と絶賛していた。