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【球宴】ホームランダービー陰のMVPは栗原陵矢! 日本一快足ウォーターボーイからの給水受け200球投げ切った

スポーツ報知 2024年7月24日 18時24分

◆マイナビオールスターゲーム2024 全セ―全パ(24日・神宮)

 球宴恒例のホームランダービーで全パ・近藤健介外野手(ソフトバンク)が優勝したが、「陰のMVP」は打撃投手役を務めたチームメートの栗原陵矢外野手(ソフトバンク)だ。

 栗原は前夜(23日)に決勝進出を決めた近藤に続き、この日も準々決勝から山川穂高内野手(ソフトバンク)の打撃投手も務めた。山川が細川(中日)とマルティネル(日本ハム)を撃破し、決勝では近藤VS山川のソフトバンク対決が実現。2人ともの打撃投手を務めた栗原は、まさに連投状態。しかも、決勝戦は8ー8で延長戦に突入すると、思わずマウンドで倒れ込んだ。

 場内が盛り上げる中、全パのベンチからは周東佑京内野手(ソフトバンク)が飛び出した。そのまま、水のペットボトルを片手に快足を飛ばし、栗原の元へ。ありがたい給水を受けた栗原が、ホームランダービーを最後まで投げ切った。

 結局、全8戦+延長戦を投げ、1戦2分間で約20球を投げたとして、延長戦を含めば200球近くを投げた計算。酷暑の熱投でホームランダービーを支えた。優勝した近藤は賞金100万円を手に入れたが、栗原には特に表彰はなし。テレビ解説の古田敦也氏は「個人的に近藤賞はもらえるでしょう」と称えていた。

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