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【球宴】楽天・藤井聖、満弾許すホロ苦デビューもプラス思考「逆にいい爪痕を残せた」

スポーツ報知 2024年7月24日 20時21分

◆マイナビオールスターゲーム2024 全セ―全パ(24日・神宮)

 全パの藤井聖投手(楽天)が記録にも記憶にも残る初球宴を振り返った。2―0の2回から登板。先頭の村上を遊直に仕留めたが、サンタナ、丸、長岡に3連打を許すなど2死満塁のピンチを招くと、坂倉に中越えの満塁弾を浴びた。

 ほろ苦い一発を浴びたが、藤井はプラス思考。「逆にいい爪痕を残せた。何年ぶりですか? 満塁ホームランって?」と、報道陣に逆質問。1967年の大杉勝男以来、57年ぶりの記録と聞かされると、「坂倉さんの方がすごいですけど、僕もいい爪痕を残せたかなと。逆にプラスに捉えます」と、苦笑した。

 東洋大の1学年下のロッテ・佐藤都とのバッテリーを組んで大学時代の主戦場で20球を投げ込んだ。「最高でしたね。都志也と久しぶりに組んだ、プラス神宮球場だったので。すごく楽しく出来ました。僕、真っすぐピッチャーじゃないのに、あいつ真っすぐのサインしか出さない。あいつ、わざと打たせてるのかと思うぐらい、でもいいやと思って。でも、すごいうれしかった」と後輩に“クレーム”を入れつつも、表情には充実感が漂っていた。

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