◆マイナビオールスターゲーム2024 全パ16―10全セ(24日・神宮)
ロッテの佐藤都志也捕手がMVPに選出され、賞金300万円を手にした。
「7番・捕手」でスタメン出場した佐藤は、2回の第1打席に左前打を放つと、3回に左越え二塁打、4回には右中間三塁打を放ち早々にサイクル安打に王手をかけた。
6回の第4打席は高橋宏(中日)の前に空振り三振に倒れたが、8回の第5打席は右翼に二塁打、9回も左中間二塁打を放ち5安打をマークした。
4打席目以降は本塁打が出ればサイクルという状況での打席。佐藤は「ホームランバッターではないので、打てるかなと思いながらいったんですけど、自分のバッティングを心がけようと思って、(本塁打は)出なかったですけど、いいバッティングができたなと思っています」と振り返った。
第4打席はフルスイングで空振り三振。「当たってくれ、という思いでフルスイングかけてたんですけど、前に飛んでくれなかったので、自分の打撃をしようと切り替えて打席に入りました」と明かした。
ロッテの選手では1989年村田兆治以来のMVP。「ロッテの名前が消えるんじゃないかってくらいさかのぼるところで、何とか入れたのはすごいよかったと思います」と話していた。