◆マイナビオールスターゲーム２０２４ 全セ１０―１６全パ（２４日・神宮）
ルーキーが夢舞台で輝きを放った。全セのＤｅＮＡ・度会が２安打２打点をマークし、初ものづくしの時間を過ごした。４点を追う４回１死二、三塁で一ゴロを放ち、三塁走者の丸が生還。球宴初打点を挙げた。さらに６回１死では三塁への内野安打で球宴初のＨランプをともし、８回２死二塁では左中間への適時二塁打。ヤクルトで活躍した父・博文さんがスタンドから見守り、打席に立てば父の応援歌が流れる中で躍動し「全部初だったので、とても良かった。父も喜んでいると思う」と笑みを浮かべた。
うれしい約束もゲットした。２回１死満塁で、左翼へ犠飛には十分の飛距離の打球を打ち込んだが、三塁走者のサンタナがタッチアップせず、打点を挙げられなかった。「（サンタナに）『今度ディナーをごちそうする』と言ってもらったので高い焼き肉をお願いした」とニッコリ。他球団の選手と充実の時間を過ごし「また出られるように頑張りたい」と、決意を新たにした。（宮内 孝太）