◆米大リーグ カブス―ブルワーズ(24日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
カブスの鈴木誠也外野手が24日(日本時間25日)、「3番・右翼」で先発、3回に右腕ウィルソンから8試合ぶりの14号本塁打を放った。1回には二塁打も放っており、後半戦初のマルチ安打をはやくも記録した。
第1打席は左腕ザストリズニーから左中間二塁打し、ハップの右前安打で同点のホームを踏んでいた鈴木。ブルペンデーで投手がウィルソンに代わった3回に3ボールからの4球目の内角シンカーをとらえた。打球は22度という鋭いライナーで左中間スタンドに169キロの打球速度で突き刺さった。
鈴木は一塁を回って右手を軽く突き上げて後半戦初アーチの余韻を確かめるかのようにダイヤモンドを一周した。
これでメジャー通算48号。城島健司捕手に並んで日本人右打者トップタイ(4位)となった。