◆米大リーグ ドジャース―ジャイアンツ（２４日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）
ドジャースが２４日（日本時間２５日）、同じナ・リーグ西地区のライバルから“緊急補強”を行った。
この日の本拠地・ジャイアンツ戦を前に、米「ＬＡタイムズ」でド軍の番記者を務めるジャック・ハリス氏は自身のＸ（旧ツイッター）に「ベテラン遊撃手のニック・アーメドがドジャースタジアムを訪れた。ミゲル・ロハスが故障者リスト入りするため、代わりにアーメドが出場することになる」と投稿。その後、球団からも今月１０日（同１１日）にジ軍からリリースされたニック・アーメド内野手（３４）と契約を交わしたことが発表された。アーメドは古巣相手に「９番・遊撃」でいきなり先発出場する。
アーメドは通算９４０試合に出場し、打率２割３分４厘、７１本塁打、３３７打点。Ｄバックス時代の１８～１９年には２年連続ゴールドグラブ賞を受賞した名手だ。今季はジャイアンツで５２試合に出場し、打率２割３分２厘、１本塁打、１５打点だった。一方、今季６７試合で打率２割７分１厘、３本塁打、２１打点だった３５歳のロハスの離脱が痛手なことも事実。球団からは右前腕部の張りのため故障者リスト（ＩＬ）入りすることが発表された。今季ロハスが安打を放った試合は開幕２４連勝を飾り、堅実な守備でもチームに貢献していた。内野手ではベッツらも欠いており、先発陣ではこの日先発のグラスノー、２５日（同２６日）先発のカーショーが復帰するが、またまた不安要素が発生した。