◆第106回全国高校野球選手権群馬大会▽準決勝 健大高崎9―8前橋育英=延長10回タイブレーク(25日・上毛新聞敷島)
今春センバツの覇者・健大高崎が、延長10回タイブレークの末に前橋育英を破り、決勝進出を果たした。
健大高崎は、8―2と大きくリードした9回裏に6点を失い、試合は延長戦にもつれこんだ。タイブレークの10回表1死満塁から、1番・田中陽翔遊撃手(3年)がタイムリーを放って1点勝ち越し。その裏の前橋育英の攻撃を無得点に抑えた。
「負けかけた試合を選手が粘ってくれた。感謝しています」と青柳博文監督(52)。健大高崎は、2015年以来の夏の甲子園出場を目指し、27日の決勝で前橋商と樹徳の勝者と対戦する。