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一級品ストレート&フォーク磨き「手応え」 可能性に満ちあふれた23歳左腕…巨人の後半戦キーマン

スポーツ報知 2024年7月26日 12時0分

 プロ野球は26日から後半戦がスタート。混戦のセ・リーグを抜け出すのは? パ・リーグはソフトバンクの独走にストップをかけられるのか? スポーツ報知が、野球が復活する2028年ロサンゼルス五輪で侍ジャパンの候補になり得る選手を、後半戦のキーマンに選びました。

 可能性に満ちあふれた井上が、阿部巨人を勢いづける。前半戦は、開幕2軍スタートからリリーフで結果を出し、先発ローテーションの一角に定着しつつある。3日に地元・前橋で行われた中日戦では、自己最長の8回を無失点と能力の高さを証明。「もう二度と1軍を離れないように」と意気込んでいる。

 内海投手コーチが「温大はポテンシャルが高い」と太鼓判を押すように、キレのあるストレートは一級品。直球とスライダーが軸だった昨季から今季はフォークにも磨きをかけ「手応えは感じています」と語る。

 左肘手術を経験するなど故障に苦しんできた左腕にとって、1軍で10登板以上は今季が初めて。「(山崎)伊織さんと(赤星)優志さんが1軍で投げて1年目の時に5勝を挙げていたので、それは超えたいですね」。戸郷、山崎伊、菅野と柱がいる先発に井上が定着すれば、混セを勝ち抜くにふさわしい先発陣になる。

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