◆第106回全国高校野球選手権滋賀大会▽準決勝 綾羽9―2近江=7回コールド=(25日・マイネットスタジアム皇子山)
滋賀大会では5大会連続V(20年代替大会を除く)を成し遂げていた近江が、準決勝で敗退。16安打9失点の7回コールド負けと衝撃的な敗戦となった。
初回に先発・堀一輝(2年)がいきなり2点を失い、あわてて河越大輝(3年)がリリーフ。1死満塁で仕掛けられたスクイズを絶妙なグラブトスで防ぎ、追加点を許さなかった。だが、1点ビハインドの5回に、左翼手が後ろにそらす2点三塁打を浴び、リードを3点に広げられた。
再び2点差まで迫った近江だが、7回には守備のミスも絡んで、打者10人で5点を奪われ、7点差に。その裏の攻撃で無得点に終わり、決勝で彦根東に敗れた17年以来、7年ぶりに滋賀大会で散ることになった。