【パリ(25日)宮下京香】1972年のミュンヘン大会以来、52年ぶりの五輪金メダルを目指すバレーボール男子日本代表は、パリ市内で約2時間の練習を行った。
五輪初戦の1次リーグ・ドイツ戦は27日午前9時(日本時間午後4時)と、異例の朝一番開始。それに合わせ、前日に続き、この日も午前8時頃からの練習となった。チームの攻守の要・高橋藍(らん、サントリー大阪)は、夜の9時頃に寝る準備をし、10時までに寝て、翌朝5時に起きる生活をしているという。この日の練習後は「夜寝るタイミング、朝起きるのはスムーズになって、慣れてきた」と、リズムをつかみつつあることを明かした。
6月に左足首を負傷したが、20日にポーランドで行った同国代表との強化試合(日本のフルセット勝利)で実戦復帰した。「足首の状態は100%ではないけど、100%近くに持っていくしかないので。最後は痛みがあってでもやる覚悟を持っている。この五輪に懸けていく気持ちのところで全力で戦いたい」と決意を口にしていた。