Infoseek 楽天

大坂なおみが公式練習 母として臨むパリ五輪へ「多くのことを学んでいる。成長し続けたい」

スポーツ報知 2024年7月25日 19時7分

 【パリ(25日)ペン=大谷翔太】26日開幕のパリ五輪で自身2度目のオリンピックに臨むテニス女子の日本代表・大坂なおみが25日、本番会場のローランギャロスで公式練習を行った。男性のヒッティングパートナーを相手に、試合形式の練習。取材に応じ「コンディションはとてもいい。(ウィンブルドンの)芝からクレーへのプレーは初めてだけど、よくできているし、試合にワクワクしている。いい組み合わせに入れれば」と語った。

 これまでは苦手意識もあった赤土のコートだが、5月の全仏オープンでは、3連覇を達成したイガ・シフィオンテク(ポーランド)と2回戦で一時はマッチポイントを握る死闘を演じた。7月にはウィンブルドンに出場し、芝からクレーへの適応は初めての経験。ボールのバウンドの高さや球の伸び方など違いは大きいとしつつ「よく順応できていると思う」とうなずいた。

 前回東京五輪は3回戦で敗退。雪辱に挑むパリは、1歳になった娘・シャイちゃんの母として戻ってきた。「今年はテニス選手としても母親としても、たくさんの事を学んでいる。このまま成長し続けたい」と大坂。自宅で待つまな娘に雄姿を届けるべく「毎試合、できるだけいいプレーをすること。そして表彰台に乗れたら」と力強く意気込んだ。

 この日行われた組み合わせ抽選の結果、1回戦は元世界ランク1位アンゲリク・ケルバー(ドイツ)との対戦が決まった。過去の対戦は大坂の2勝4敗で、クレーでは初対戦。ケルバーはパリ五輪限りでの引退を表明している。

この記事の関連ニュース