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【高校野球】知徳の198センチプロ注目右腕・小船翼が散る…進路は明言せず

スポーツ報知 2024年7月25日 22時16分

 ◆全国高校野球選手権静岡大会▽準々決勝 聖隷クリストファー4―2知徳(25日、ちゅ~るスタジアム清水球場)

 プロ注目198センチ右腕の小船翼(3年)を擁する知徳が聖隷クリストファーに敗れ、8強で姿を消した。今夏は13日の浜松日体との初戦(2回戦)から4試合連続で先発を務めた。この日は5回を投げて4失点(自責2)。2回に1点先制された。3回に味方が追いつくも、その裏3四球に味方の失策も絡み勝ち越しを許した。「ボールが荒れてしまい、四球が多かった。流れをもってきずらい要因になってしまった。もうちょっとテンポ良く投げられたら良かった」と自分を責めていた。

 また春に県内高校生最速タイ152キロを出し、球速も注目を集めていた。この日の最速は144キロで、今夏の最速は148キロだった。

 春大会後の5月下旬に右肩炎症で2週間のノースロー調整を挟んでいた。夏大会初戦ではピッチャー返しが直撃して下唇を7針縫った。さらには20日の浜松学院との3回戦後には熱中症の症状が見られたため、1日休養を取って、23日の藤枝明誠との4回戦に臨んでいた。万全ではないコンディションの中でも仲間のために計19回1/3を投げ、10失点(自責は7)だった。

 初戦に日米7球団がつめかけ、この日は中日が視察した。小船は試合後、進路について「色んな進路がある、焦らず両親、監督、先生方と話しながらゆっくり決めたい」と明言しなかった。

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