◆第106回全国高校野球選手権岩手大会▽決勝 花巻東4―3盛岡大付(25日・きたぎんボールパーク)
岩手では、花巻東が盛岡大付を4―3で下し、2年連続12度目の出場を決めた。同校OBの大谷翔平(ドジャース)が12年前の決勝で敗れた相手に競り勝ち、“大谷超え”を果たした。
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巨人・古城茂幸3軍打撃コーチの次男・大翔三塁手(1年)が「4番・三塁」で先発し、2安打1打点を挙げて甲子園行きの勝利に貢献した。9回1死一、三塁から投手強襲のタイムリー内野安打。直後に代走を送られ、優勝の瞬間はベンチで迎えた背番号17は「お父さんやお母さんの支えがあって自分はここに来られた。『ありがとう』とまず伝えたい」と笑顔を見せた。