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【パリ五輪】豪快FKで先制点のなでしこFW「自信はありました」自画自賛の一撃でスペインに敗戦の中で光明

スポーツ報知 2024年7月26日 4時25分

◆パリ五輪サッカー女子 ▽1次リーグ第1戦 日本1―2スペイン(25日、ナント・ボジョワール競技場)

 極上のFKだった。0―0の前半13分。ゴールやや右の位置で直接FKをゲットすると、FW藤野は横に並んだMF長谷川にキッカーを志願。軸足に力を乗せて、右足を豪快に振り抜くと、鋭いカーブのかかったボールが壁の外側を巻いて、ゴール右上を射抜いた。「自信はありました。蹴った感触的にはすごくスピードもパワーも乗せられてるシュートでしたけど、まさか手が伸びてくると思ってなかったんで、なんか内心ちょっと焦りました。でも、自信が最後の後押しに繋がってれば」と自画自賛の一発だった。

 フランスへの出国前に行われた親善試合ガーナ戦(7月13日、金沢)でも直接FKによるゴールを決めており、公開された実戦では“2戦連発”のFK弾。「金沢で結果を出したっていうのは、より自信があったところですし、早い時間でああいうシーンがあったことで、自分も蹴ってみたいという意欲があった」。国際大会で重要なセットプレー。新たな名手が、なでしこジャパンに出てきた。

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